うつ病患者の急性期のサポート
うつ(鬱)病の急性期は、不安感、イライラ、不眠などの症状が最も辛く、考え方も否定的になっています。
これを乗り越えて改善していくには、家族や周囲のサポートが無いと、治療を円滑に進めていくことができません。
発言も否定的になっているので、家族でも理解しにくい部分が出てくるかもしれませんが、うつ病を正しく理解するようにしましょう。
可能であれば病院への通院も付き添い、医師と一緒になって治療を進めることがベストです。
うつ病への理解
うつ(鬱)病の急性期には、脳の機能不全が原因で、物の見方が否定的になっています。
しかし、この否定的な考え方は、脳の機能不全が引き起こしている状態なので、患者さん本来の考えではありません。
サポートする方は、それをきちんと理解しておくことが大切です。
また、物の見方が極端に悪くなると、自分を責めてしまったり、周囲のサポートは頼りにならない、と考えてしまうため、悪循環が生まれてしまいます。
治療をしても改善しない、という考えから、治療に消極的になってしまうこともあります。
しかし、この考え方にサポートしている方は、巻き込まれてはいけないことも、頭に入れておきましょう。