適切な応援
鬱(うつ)病の回復期では、患者さんは今やるべきこと、やらなくて良いことを判断できるようになってきています。
患者さんがやろうと思っていることは、きちんと応援するようにしましょう。
ただ「頑張って」と声を掛けるだけでは、何を頑張って良いのか分からなくなるため、今やるべきことをきちんと確認して、優先順位をつけて応援するようにします。
物事をやり終えた時には、きちんと評価して認めることも大切。
患者さんは人に認めてもらうことで、自信を取り戻すことができるのです。
また、物事をやってみた感想を聞いてあげることも大切。
必要以上に無理をしていないか、疲れすぎていないか、などをチェックして、無理をしているようなら適度にブレーキをかけてあげましょう。