心の病気との併発
うつ(鬱)病は、他の心の病気と併発する可能性が高くなっています。
突然に不安感が襲ってくるパニック障害は、その半数がうつ病を併発する、という統計も出ています。
また、単なるうつ病ではなく、双極性障害(躁うつ病)といううつ期と躁期を繰り返す精神疾患の可能性もあります。
双極性障害(躁うつ病)の患者の中には、単なるうつ病と誤診されている方も多くいます。
誤診の原因は、躁状態の時間が極端に短く、うつ期の症状が目立つことにあります。
このように、パニック障害を併発していたり、双極性障害(躁うつ病)の場合は、適切な治療を行う必要がありますが、精神科のお医者さんへ行けば、きちんと診断することが可能です。
単なるうつ病ではないと思った場合は、早めに専門の医療機関を受診するようにしましょう。