胸のしこり
胸を触ってみて、しこりがあるとすぐに乳がんと思ってしまいがちですが、10代〜20代は、
乳腺線維腺腫(良性の腫瘍)の場合が多くあります。
若い女性には多いので、特に問題はありません。
また、ホルモンの影響で乳腺が硬くなる乳腺症の可能性もありますが、乳腺症も特に問題は
ありません。
ただし、20代以上の場合は乳がんの可能性もあるため、婦人科で検査を受けるようにしましょう。
最近では、検査だけで良性か悪性の腫瘍かを調べることができます。
胸の痛み
生理ではないのに胸が痛むのは、ホルモンバランスの崩れが原因の場合が多くあります。
生理不順の場合は、乳房の張りが解消されなかったり、痛みが続く場合もありますが、
乳房の病気ではありません。
ただし、乳がんの場合も乳房が痛む場合もあるので、痛みがひどかったり続く場合は、
必ず検査を受けましょう。
乳首の分泌物
妊娠していないにも関わらず、乳首から分泌物が出るのは、ホルモンバランスの崩れが
考えられます。
薬の副作用で出る場合もあるので、すぐに治まるのなら特に問題はありません。
ただし、出血したり分泌量が異常な場合は乳がんの可能性もあります。
早めに検査を受けましょう。