生理時の出血量が多い
生理時の出血量は人と比べられないので、出血が多くて心配したり、自分だけが異常と思って
しまう女性も少なくありません。
経血量は毎月50cc〜120ccあるのが普通です。
一度にたくさん出たとしてもあまり心配はありません。
具体的には、1〜3日目には2時間おきにナプキンを交換すればよいくらいなら正常。
ただし、それでは間に合わないほどだったり、貧血になってしまうようなら「過多月経」という
症状の可能性があります。
過多月経は、子宮筋腫や子宮内膜症が原因の可能性もあるので、必ず婦人科へ行きましょう。
生理時の出血量が少ない
生理が2日で終わってしまったり、出血量が少ない場合は「過小・過短月経」という症状に
なっています。
過小・過短月経は、卵巣の機能が悪くなっていたり、排卵が無い場合に起こるので婦人科の
お医者さんで受診したほうが良いでしょう。
血の塊は?
ナプキンに血の塊が混じっていると不安になりますが、最近ではナプキンの性能がよくなり、
吸収性が高いので経血の粘性の高い部分が残ることもあるので、あまり気にしなくても大丈夫。
ただし、血の塊がずっと出続ける場合は子宮筋腫や子宮内膜症の可能性もあります。
生理日以外の出血は?
生理日以外の出血は「不正出血」と呼ばれています。
不正出血は、ホルモンバランスの崩れが原因で起こるため、生理の始まりや終わりに
出血するのはそれほど珍しいことではありません。
2〜3日で治まれば心配はいりませんが、出血が続く場合は病気や妊娠の可能性もあるため、
婦人科で検査を受けた方が良いでしょう。