ラクトバチルスブルガリクス菌
注目を集めているヨーグルトの菌に、ラクトバチルスブルガリクス菌もあります。
この乳酸菌はR-21とも呼ばれ、中性と酸性のEPSを作り出すところに特徴があります。
ラクトバチルスブルガリクス菌が作り出す酸性のEPSには、マクロファージ(異物や細菌を取り込んで消化し、また、免疫機能の中心的な働きをしている食細胞のこと、白血球の1種)が体内で作られるのを促す働きが期待できます。
さらに、この菌には、NK細胞(自然免疫の腫瘍因子、特に腫瘍細胞やウイルス感染細胞を拒絶するために働く)を活性化させるインターフェロンーγの働きを促す作用も期待できます。
ですから、現在、R-1乳酸菌は大変な注目を集めていて、ラクトバチルスブルガリクス菌を使ったヨーグルトは高い人気となっています。
この菌を使ったヨーグルトを食べれば、腸内環境を整えることができるだけでなく、免疫力を高めることもできるでしょう。
実験でも、ラクトバチルスブルガリクス菌を摂取した方々は、風邪をひきにくくなるということが確かめられているようです。
ですから、感染症予防をしたい方、特に受験生にはオススメのヨーグルトでしょう。
インフルエンザが大流行する時期は丁度、受験勉強の追い込み時期でもあります。
また、受験当日にインフルエンザで高熱を出すことは、受験生にとって避けたいところ。
毎日、R-21が使われているヨーグルトを食べていれば、感染症を患う確率を下げることができ、安心して受験当日を迎えることができるのではないでしょうか。