頑張れと言わない
鬱(うつ)病の急性期の患者さんには、心の休息が大切です。
励ましたい気持ちは分かりますが、決して「頑張って」と声をかけてはいけません。
患者さんは不安感や焦燥感があるため、「頑張れ」と言われても、何をどう頑張っていいのか分からなくなってしまいます。
また、気晴らしのために散歩や買い物、旅行などに誘うこともやめておきましょう。
うつ病の急性期は、何をしても楽しいと思えなくなっているため、気分転換にはなりません。
また、誘われたから行かなければならない、という思いが出てしまい、結局は疲れただけ、という結果になってしまいます。