病院への付き添い
鬱(うつ)病の急性期には、できるだけ病院には付き添ってあげるようにしましょう。
患者さんは、もの見方や考え方が極端に悪くなっているため、医師からの質問に自分の症状を悪く伝えてしまう可能性もあります。
そのため、付き添いをすれば、家族から見た患者さんの状態を医師にきちんと伝えることもできます。
きちんとした患者さんの情報を知ることで、医師も適切な治療や薬の量を判断することができるのです。
また、普段の生活の中でもできるだけ、近くにいてあげるようにしましょう。
症状が悪化してしまうと患者さんはとても不安になったり、自ら命を落としてしまう可能性もあります。
一緒にいてあげるだけで患者さんは安心し、大きな心の支えとなります。
ただし、症状が辛くて「もう消えてしまいたい」というようなことを言った場合は、すぐに担当の医師に相談するようにしましょう。